一人的廃墟ツアー記 2006 秋
東京→茨城→栃木→福島

三日目
  起きるともう八時。寝すぎた。 
すぐにお化けペンションにむかう。小雨の中の撮影だった。
そして『17つの家』へ, 途中で福島ラジオが車内に流れ出した。
それは少し前にTVで有名になったお婆ちゃんが喋るラジオだった。
お婆ちゃんは福島弁丸出しで何を言ってるか良く分からなかった。しかももう一人男が一緒になってやっているのだが非常扱い方が冷たいのです。
お婆ちゃんが喋っているのにうるせえ!
しゃべってんじゃねぇよくそばばぁ!って感じ。酷いもんだ、
年を取ると思考回路が鈍くなるので頭に来るのも仕方がない。
しかしいたたまれないラジオ放送だ。
少し大げさだったかもしれません、、
また小雨の中撮影を終え、最終目的地福島市へ。
橋の横らからズドゴーンと見える廃ラブホテル『エンペラー』が見えてきた。
とりあえず下見で潜入ルートを確認するとなんと板で目張りされていて全く入れないではないか!
良かった、下見して。このガチ目立ち物件。学生もいっぱい横の道を歩いている。
この立地条件は早朝を狙う以外考えられなかったが、入れないとなれば早朝行動はいらなくなる。
残念だが弁天山の廃屋の下見にでも行こう、、着くと階段だらけではないか!ここ
大変だ。いったいどこを攻めればいいのか、、
それっぽい階段を登ると竹林の置くに黄色い何かが見えるではないか。
発見したぜ!これで明日はスムーズに探索できる。
ではもう今日は温泉探しに行こう!目指すは『茂庭の湯』。
途中リサイクルショップによった。カッコイイW&LTのTシャツが2000円で売っていた。
買っておけば良かったな、、その店にはスーツにトイレ用みたいなサンダルを履いた女がいて それでいて僕のタイプだった。
声を掛ければ良かった。福島の女、、、、ああ
さあもう全部忘れて温泉に行こう。温泉に行って全部洗い流そう、
途中にあった飯坂温泉街は廃墟が多かったがとても入れる雰囲気ではなかったのでスルー。
ずっと北上すると『茂庭』到着。遠いわ!
そして入浴。ここは立ち寄り湯だった。
入浴中じじいの裸体を見て『この体は70年近くの歴史が積み重なってできた体だ』と思うと何か性的にかっこいいと思えてきた。この老人の濡場が見てみたい。
そう思うと女のじじいフェチもなんだか理解できるようになってきた。
それにしてもこの茂庭の人達は体小さめ、髪の毛長めの俺を見ていったいどう思っているのか、、
あきらかに不審人物がこの風呂場にいる。クドカンのドラマのようだ。
風呂から上がり茂庭湖で寝た。雨が激しい。
雨が車の屋根に当たる音は寝るとき音楽もちょっとした音もダメな俺でも唯一許せる音だ。
うるさくてもうるさくない、ああこの音。落ち着くぜ〜、
こんなCDあったら欲しい!そして最高のかたちで寝た。

買い物表  11/27(月)
  ヨークベニマル 13:45 二本松インター店
1. 機能飲料? 92円
2. イトシア烏龍茶 68円
3. ポテトうすしお70 99円
4. あんかけ焼きそばセット 318円
                                       合計 577円


  ローソン 福島飯坂店 17:39
福島県福島市飯坂町字東滝ノ町15
1. ソーセージマヨネーズ 105円
2. ビーフカレーパン 105円






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